Inevitable 断捨離:卒業アルバム

諸事により必ず引っ越しをせよという命を受けている以上、所持品の削減は急務なのである。廃版の本が数冊混じっている本棚は手をつけないとして、数年手を触れていないボロボロの筆箱やグッズは廃棄を免れない。特に、やたらデカくて重いくせに中身が無い高校の卒業アルバムは、地獄の一人暮らし生活に最も必要のない異物である。だから捨てる。

別に暗黒の高校生活を送っていたとかそういうわけじゃないが、卒業して数年経っただけでもあの時の記憶が消えているのだから、特に大事なものでもないだろう。覚えていることといえば、実は乳歯が1本抜けていなかったんで矯正・抜歯治療をして奥の永久歯を引っ張り出したこととか。文化祭当日38度の熱が出て休んでしまったこととか。卒業式の前日に尾崎豊の「卒業」をやたら聴いてたこととか。うん…

個人情報の宝箱である卒業アルバムは、誰かに拾われたときのリスクがかなり大きい。なるべく頁を破損させねばならない。ということで、まずはアルバムを水浸しにしたあとベランダに放置して乾かす、を2回繰り返してみた。

頁と頁の間がくっついて開く気にもならない。普通の人ならこの時点で捨てているだろう。(普通の人は卒アルを捨てない)

最後の頁に万年筆用顔料インクで書いてたダイイング・メッセージみたいなのは、2回水に浸しても全く変化が無かった。セーラー万年筆の青墨はいいぞ。

頁を固まらせただけってのも安全性に欠けるよなーと、使途に困ってた赤インクを全体にぶっかけてみることにした。50mlもあると多いってことは買う前に気付くべきだったんだよな。

うわ。

中トロ

別に卒アルで人をボコボコに殴り禁則事項したとかじゃないぞ。

ゴム手袋つけて作業したせいで危険人物感が桁違いになってしまった。

一応中にも赤インクが染み込んでたから、個人情報保護は出来たと思う、ということで。